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ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ株式会社(SDNA)は、ソフトウエアの開発により適した環境や制度を実現するために、ソニーから独立して2000年に設立された、ソニー初のソフトウエア開発専門集団です。ソニー製品向けソフトウエアの開発、商品化を行うプロ集団として誕生し、その後さまざまなコンシューマー機器の組込みソフトウエアやネットワークアプリケーションの設計・開発へと活動のフィールドを拡大。世界に通用する企業を目指しながら、現在、事業規模も順調に成長を続けています。このようななか、CASECをどのようにご利用いただいているのか、SDNAの管理部門に御所属の、高田大介氏にお話をお伺いしました。 |
SDNA |
当社はソフトウエア開発専門のエンジニアが中心の会社ですので、英語に関しては、ネーティブのように流暢に話せる必要はないのですが、読解力はある程度必要です。業務で必要な各種仕様書や取扱説明書など、専門的な書類に関しては英語の文章が多いですし、最近の動向をインターネットなどを使って資料を集める際にも、英語での情報が多くなります。またソニーグループの様々な部署と連携して仕事をしておりますので、海外拠点との連絡も多く、主にメールで英語でのやり取りが頻繁に行われている部門もあります。
また、社員の1割程度が外国人ですので、日常会話程度の英会話力もあると、社内でのコミュニケーションが円滑になり、業務を進めていく上で便利といった状況です。
CASECは新卒採用試験として導入し、今年の春で3年目の利用になります。CASECを導入する前は、自社で作成した英語のテストを実施していました。それはIT業界の専門的な話題の英語の文章を翻訳させたり、あるいは日本語から英訳させたりといったリーディングとライティングの試験でした。しかし、テストの作成や採点の労力が負担になり、CASECを導入することになりました。
当初はCASECの妥当性を確認し社内に納得してもらうために、初年度はそれまでのペーパー試験と併用することで、まずは検証を行うことにしました。つまり全ての受験者にCASECとペーパー試験の両方で受験してもらいました。その結果、その二つの試験結果における乖離は見られなかったため、CASECを新卒採用試験において今後も利用することができると判断しました。
CASECの利用により、我々の手間は随分省けるようになりました。また就職活動で忙しい学生にとっても、空いた時間に短時間で受験してもらうことができ、大変効率がよくなったと思います。また自社で作成したテストでは客観的な採点が難しかったのですが、CASECはTOEIC目安が表示されることでレベルを把握しやすく、客観的な評価が可能になりました。
入社後の社員には、会社としては特に英語研修やテストは行っていませんが、各自で時間を見つけてソニーグループのe-learningや通信教育などを利用し、英語学習をしている者もいます。当社はフレキシブルなワークスタイルを導入していますので、比較的自己啓発の時間は取りやすくなっていると思います。
英語ができなくても仕事ができればよいわけですが、実際には、英語ができたほうが仕事の幅が広がりますね。
CASECにより、英語の試験の実施が非常に効率的になりました。当社は、ソフトウエア開発においても、開発を高品質かつ効率的に行うために、常に環境整備を進め、独自の開発プロセスを構築し、実行しています。IT領域では世界中で次々と新しい開発がなされていきます。この流れの先端で開発を進めていくためには、時代に対する自らのアンテナを高く張り、自己の専門性を高める努力を怠らない、プロフェッショナル集団であり続ける必要があります。全ての社員は現状に満足することなく、常により高いレベルを目指すべきです。そのため、新入社員にも強固なチャレンジ精神と高いスキルを求めています。このような風潮のなか、当社の入り口である新卒採用試験において、CASECにより英語能力試験を効率的に行うことができるということは、大変有意義であると思っています。
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